だいぶ涼しくなりました。日中も長袖がほしいな、って思うようになりました。だって10月も二週目ですものね!ところで、患者さんに、しかるべき健康診断をうけるよう(わたくしの医院で行っているわけではないのですが)日々啓発している私です。フルタイム勤務のかたですと、多くは職場から定期的にうける機会があるので済むのですが、そのような機会がない方たちは、そもそも、健診(ドック)を受けるという意識そのものが、ないようなのです。これはちょっと考えてほしいなと思います。いま、40歳以上のみなさんに受けるべく整えられているのは、「特定健診」です。”メタボリック健診”というのを聞いたことがあるでしょうか、そのことです。生活習慣病の有無に気づき、もしそうなら対処をしようというものです。以前、基本検診というものがありました。長くあった「老人保健法」にもとづく制度です。2008年よりこの法律(そして基本検診)は、なくなりました。かわりに特定健診が行われるようになったというわけなのですね!!ありゃーわけわかんない??外来で説明していて「40歳から受けられる検査ですよ」というと、「基本検診のことですね、」と、いまだによーく言われます。基本検診は、かつての老人保健法にもとづく制度。いまの特定健診は、現在の法律にもとづく制度。根拠となる法律が変わったということなんですね。後期高齢者という保険区分ができたこと。自分がその年齢に該当するまで...意識がむかないので周知もいまいちかもしれません。でも40歳からは、しっかり、介護保険料を払っていますよね!!雑誌等で「40代女子」などとかかれていますけれど、「介護」のなまえがつく法律のもと、被保険者として保険料を支払っているわけです。自分の健康を守るのは自分自身。保険料を払ってばかりでなく、行動を起こしましょう!
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