2020.04.30 14:17Stay Home! で増えている婦人科トラブル在宅の日々。外出自粛で数週間すぎるころから増えてきたのが、外陰のかゆみ痛み症状で受診なさる患者さんです。ちょっとしたことならがまんして過ごせますが、来院なさるということは、お困りになっているということです!ちょっとしたかゆさではないということ。ただ、実際に診察してみると、たいへんな炎症を起こしているということは少ないのです。日々の過ごし方にちょっと気をつけるだけです。締めつけない衣服、蒸れない衣服を着ることです。具体的には、スカートです。Gパンやガードルではなくてスカート。当院に長く通院なさっている患者さんは、私がなんていうか(ズボンをやめてスカートをはきましょう、って言うこと)もうご存じですから、私がこう言うと「やっぱりね」という表情をなさいます!
2020.03.28 05:13ろう者のLGBT 映画「11歳の君へ」ろう者である映画監督、今村彩子さんの作品。ろう者であり、かつLGBTである5人のドキュメンタリー。人生を充実して生きるために性的自己決定権が確保されることが、どれほど重要か。そして、それが叶ったときどんなに幸せか。...ということがわかります。タイトル「11歳の君へ」というのは、ひとを好きになる年齢の平均が11歳であるということから だそうです。今村監督のトークつき上映会で観て、感動してDVDを買ってきました。色々なひとにみてほしいです。DVD は3500円です。さらに、今村監督が素晴らしいことに 手話と字幕でHIV/エイズ予防の動画を作りました。それを無料で、許可不要で観て良いのだそうです。映画チラシの右下にあるQRコードで、そのサイトへ行くことがで...
2020.03.26 12:21書籍「おうち性教育はじめます」とってもお勧めの本。おうちで話せるために必要なのは、もちろん正しい知識そして一人の大人として、自分の考えを語れること。村瀬幸浩さんは名古屋出身でとてもわかりやすい話をなさいます。多数の著書あり。私は性教育活動で村瀬さんと何回もお会いし、ひととなりを存じ上げています。すばらしい教育者だと思います。この本には村瀬さんがウサギの姿で登場されます。
2020.02.06 11:27情報誌 "We"きのう届いた雑誌 "We" ...横浜にある ”スペースナナ”というNPOが発行しています。スペースナナとは? ← リンクをはりましたので、どうぞ、チェックしてください写真は、雑誌Weと、添付されてくるチラシです。
2020.02.03 14:39制服のジェンダーフリー今朝の中日新聞に、県立高校の制服の男女区別をなくする記事が載っていました。だんだん、進んできているジェンダーフリーです。この記事をみてコスタリカの本(下の写真です)を思い出しました。表紙に、スカートやスラックスをはいた女子学生の写真がのっているのです。さすが教育立国コスタリカ。コスタリカ憲法は平和主義。日本と同じく軍隊を持たない国です。この本が出たのは2004年ですが、141ページに以下のように、あります****...そうやって進化を遂げてきた現在の(教育)カリキュラムでは、四つのテーマが重要視されている。それらは、「環境」、「民主主義・平和・人権」、「健康と栄養」、そして「性」だ。****日本も、かく、ありたいです!!(小栗明子 絵と文)
2020.01.28 11:00HPVワクチンに関する要望書提出http://www.jsog.or.jp/modules/news_m/index.php?content_id=724 上の絵をクリックして下さい。日本産科婦人科学会は、HPVワクチンの接種を促進すべきと考えています。もちろん私(小栗)もです。令和2年1月21日づけで、日本産科婦人科学会は「HPVワクチンに関する要望書」を厚生労働省へ提出しました。子宮頸がんは近年めだって若い世代に増加しています。たいへん、ゆゆしき大問題です。
2019.06.10 14:40まんがで「がん検診」がわかる本!きょう、手に入れました、近藤慎太郎医師によるマンガとテキストの本。とてもわかりやすいと思います!子宮がん検診そしてHPVワクチンについても言及してあり、すばらしいと思いました!!(文 小栗明子)
2019.04.24 16:04いま、膝が痛くない人は幸せ「慢性痛のサイエンス」医学書院から出ている本。専門用語がうなるほど出てきますが、きちんと全て説明があるので、世に広まって欲しい本。知識が満載の本です。こちらの著者である、半場道子先生の講演を 今夜、拝聴しました。半場道子先生。”山上の光賞”を受賞。http://sanjo-no-hikari-sho.com
2019.04.15 13:12風疹とHPV ワクチンが大切名古屋、白鳥会議場で開催された学会を聞いてきました 会期ちゅう都合のつけられる時間帯に受講。初日は教育的な講演ばかりで若い皆さんが何千人もつめかけていました。年とった人も聞いていいので私も聞いていました。風疹ワクチンの啓発をしている団体のブースがありました。パンフレットを頂いてきました。先天性風疹症候群で生まれた当事者と親の会、が発行しているパンフです。漫画パンフもあり。院内に置いておきます。風疹をなくそうの会...http//stopfuushin.jimdo.com日本はワクチン後進国なのです。ワクチンをうっていれば...と、風疹同様、後悔ではすまされないことが起きるであろうと予測されているのが、HPVです。子宮頸がんの原因ウイルスHPV。子宮頸が...
2018.10.22 13:53更年期=change of lifeとホルモン補充更年期を英語では、change of lifeというのです。これは婉曲的な表現なんですって。日本人がうっかり「人生を、変えるんだ!」という決意のつもりで change of life!って、にぎりこぶしを握って叫ぼうもんなら、それはコウネンキ!って叫んでることになります。更年期は英語でchangeと表現されるとおり変化する時期のことですから、しかるべき期間限定の状態です。日本産科婦人科学会では「閉経の前後5年間(あわせて10年間)」を更年期としています。なかでも、ホルモン分泌が急激に変動するのは閉経の前後2年間。この4年間が更年期のコアタイムと呼ぶべき時期です。コアタイムには、ほてりや発汗など自律神経症状が出ることがあります。全然ない人もたくさんいらっ...